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4月の植物園めぐり

本日5月4日はみどりの日。みどりの日は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」とされています。

植物が好き、自然が好き。わたしもこの春はよく植物園や庭園へ行き、さまざまな花に心癒され、自然を楽しみました。

さて今日はみどりの日ということで、4月に出会った植物たちをご紹介したいと思います。
写真メインの記事となっておりますので、お時間のあるときにゆるりとお読みいただけると幸いです。

日光植物園

冬のあいだ閉園だった日光植物園が4月1日に開園し、待ちに待った散策シーズンが到来しました。去年に引き続き、年間パスポート(大人2,500円)を購入。今年もたくさん遊びにいくぞー。

ヒトリシズカ (センリョウ科)
岩陰に咲く花。控えめな佇まい
水芭蕉(サトイモ科)
ショウジョウバカマ(シュロソウ科)
淡いピンクがきれい
ハナネコノメ(ユキノシタ科)
1つ1つは1cmにも満たない大きさです
ネコノメソウ(ユキノシタ科)
水辺を好む植物で、菜の花のような鮮やかな黄色が印象的でした
太陽みたいに丸く広がる
セリバオウレン(キンポウゲ科)
トキワナズナ (アカネ科)のお花畑
ベンチまでどうやって行こうか

小石川植物園

4月の半ばには、東京にある小石川植物園に行きました。
実は日光植物園も小石川植物園も、植物学の教育・研究を目的とする東京大学の教育実習施設。そのため日光植物園で購入した年間パスポートは、小石川植物園も利用できるのです。

いつか訪れたいと思っていた場所に来ることができて、うれしかったです。

小石川植物園に滞在したのは1時間ほどで、温室を中心に見学しました。高山植物メインの日光植物園とは雰囲気が異なり、不思議な植物ばかり。楽しかったです。

シコタンハコベ(ナデシコ科)
北海道(利尻島、ニセイカウシュッペ山、富良野岳、阿寒山系、知床半島、羊蹄山)、本州(日光、浅間山、北・南アルプス、八ヶ岳)、東北アジアに分布し、海岸~高山帯の岩場に生える多年草
ムカデカズラ(ヒカゲノカズラ科)
緑色がきれいだったなあ

広い温室には食中植物もありました。

ヨツマタモウセンゴケ(モウセンゴケ科)
オセアニア原産の帰化植物で、捕虫葉が4つ分岐していることからヨツマタと呼ばれています
ムシドリスミレ ギガンテア(タヌキモ科)
小さな毛の密生した葉の表面から粘液を出し、虫を捕えて消化します

また、ウツボカズラに似ているけれど虫を食べないランの花もありました。なんでも、虫を食べるのではなく、虫の背中に花粉がつくように仕掛けをするんですって。なるほど。

パフィオペディルム(ラン科)
パフィオペディルム(ラン科)
ラン科の花は、複雑で神秘的なかたち

他にも花びらが独特の模様をした、ツツジ科アガペテス属の植物がありました。

アガペテス・ブルマニカ(ツツジ科) Agapetes burmanica
ミャンマー原産の植物です

色違いも。

アガペテスインクルヴァータ(ツツジ科)Agapetes incurvata
ネパール東部のヒマラヤ山脈の麓からインド北部、中国南部に分布するそうです
カイトウメン(アオイ科)
ふわふわの綿菓子のよう
涼しげなイロハモミジの並木がありました
このあと雹が降ってきてびっくり!

春の日光植物園に小石川植物園、とても楽しかったです。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

植物・花の記事はこちらのマガジンにまとめてあります。

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