The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ヒエラキウム・ピロセラ・カステラナ Hieracium Pilosella_castellana

2022-05-09 10:04:31 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ヤナギタンポポ属、イベリア半島、北アフリカ原産、薬用、

学名:Hieracium Pilosella castellana、=Hieracium officinarum、

英名:Mouse-ear Haukweed、葡名:Pilosela-das-boticas、Piloselas、

2016年9月25日、2017年7月12日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

ヒエラキウム・ピロセラ・カステラナ Hieracium Pilosella castellana の花。900mから3200mの高山に自生。

 

6月から9月に開花。花の直径は2cmほど。草丈は20cmほど。

 

舌弁花は20枚ほどで、淡いクリーム色。先端には5裂ほどの切れ込みがある。

 

花弁の外側はほんのり紅色をさす。

 

ヒエラキウム・ピロセラ・カステラナ Hieracium Pilosella castellana でした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の hierax(=鷹)を語源とし、かつて、タカがこの属の植物で視力を高めるために目を洗ったと考えられたことによると言う。種小名は「細長軟毛のある」の意。

ヒエラキウム・ピロセラはキク科の多年草である。本種は、ヨーロッパの亜高山帯~高山帯(標高1000~2000m)の日当たりの良い地で、概して岩礫質な土壌に自生する野草である。草丈は20~50㎝程度となる。根出葉は長さ1~12㎝、幅0,5~2㎝程度の狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は円頭~鈍頭でロゼットを構成する。葉の表面には光沢があるが銀色に光る長細毛が散生する。6~9月頃、花茎を立ち上げ、その頂部に径2㎝程度の頭花をつける。花色は黄色~クリーム色で、舌状花の数は20個程度で、その先端部は細裂する。花を支える萼片は赤味を帯びる。開花時には様々な昆虫が誘引されて集まるという。 (GKZ植物事典より) 

 

 

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