Bomarea sanguinea

ユリズイセン科 (Alstromeriaceae)


インカトレイル3日目、サヤクマルカ付近



ブーケのようです。サヤクマルカ付近
 ユリズイセン科は、古い分類ではユリ科またはヒガンバナ科に属していたようです。科名のAlstroemeriaceae は、分類学者リンネの友人の Alstroemer男爵に因んだ名だとか・・・。美しい花が多いので、園芸植物として改良が進んでいるそうです。この科には4属あるそうですが、アルストロメリア属の花は、日本でもお花屋さんで切り花でよく見かけます。ボマーリア属は、日本で見たことはありませんが、Webで検索すると、多くの画像(園芸植物としての)を見ることができます。 
 このBomarea sanguineaは、赤くはなやかで、とても印象的でした。オレンジ色のBomarea aurantiacaとともに、トレイル中でよく見かけ、ガイドさんの「ボマーリア」という発音はわかりやすく、すぐに覚えたアンデスの花の一つです。


花を横から見ました。

こんな所に咲いていました。右の赤いのがBomarea、中央と左上のはPassiflora tripartita




「インカトレイルの花」トップに戻る